2015.03.26
片岡一則教授を中心としたナノ医療研究所「ナノ医療イノベーションセンターiCONM」運営開始
キング スカイフロント3番目の中核施設となる「ナノ医療イノベーションセンター iCONM」が2015年4月に運営を開始します。
iCONMは日本で唯一のナノ医療研究所で、様々な医療課題を解決するため、ナノメートル(10億分の1メートル)サイズの高分子化合物「スマートナノマシン」を使った革新的医療技術などの実現に向けた研究開発を行います。
研究内容の例として、既存の治療法では対処が難しい難治がんの死亡率の低下を目指します。抗がん剤を搭載したナノマシンでがん細胞に直接抗がん剤を届けようとするものです。また、極小のマシンは、普通は通れない体の組織を通ることができるため、アルツハイマー病などの脳神経系疾患に対しても効果が期待できます。
iCONMでは、東京大学の片岡一則教授が研究を統括し、複数の大学、企業が参加する研究プロジェクトで研究開発を行います。
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