2017.02.08
ナノ医療イノベーションセンターの片岡一則センター長が
米国工学アカデミー(NAE)の外国人会員に選出
片岡一則 センター長
米国工学アカデミー(National Academy of Engineering: NAE)<https://www.nae.edu/Home.aspx>は、2月8日に今年度新たに選出されたメンバーを発表し、iCONMの片岡一則センター長(兼 東京大学名誉教授)が外国人会員(Foreign Member) として選出されました。<https://www.nae.edu/?id=165210>
NAEは顕著な業績をあげた工学者を毎年会員に選出しており、その会員に選ばれることは、米国の関係者にとって最高の栄誉と考えられています。
NAEは米国科学アカデミー、米国医学アカデミーとともに全米アカデミーズ (The Academies) を構成しており、工学教育と研究促進に関するプログラムの策定や連邦政府に対する助言を行っています。
なお、片岡センター長の会員選出理由は、iCONMが中核機関として国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)より採択を受けた、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム拠点「COINS」で推進している体内病院実現の鍵であるナノマシンとも関係の深い「超分子ナノ構造体の創製とその薬物・遺伝子デリバリーへの応用に関する先駆的研究」であり、会員任命式は、本年10月8日に米国ワシントンDC市の全米アカデミーズ本部で行われます。
日本からはこれまでに、江崎玲於奈博士、赤崎勇博士を含めて27名が外国人会員に選出されています。