川崎市とCYBERDYNE（サイバーダイン）株式会社は、国家戦略特別区域における東京圏の中心に位置し、ライフイノベーション及びウェルフェアイノベーションの取組を進める川崎市において、相互の持つ知的、物的、人的資源を活かし、人類が直面する健康、医療、福祉などの地球規模の課題解決に貢献しながら、我が国経済の発展を牽引していくことを目指すとともに、川崎に暮らす市民がより質の高い生活を得られるように連携・協力した取組を推進するため、平成26年6月18日(水)に包括協定を締結しました。
なお、同社が自治体と包括協定を締結するのは日本初となります。

【連携事項】

• (1) 安心した暮らしを実現する健康、医療、福祉分野へのロボット技術等の導入に関すること
• (2) 企業や大学等との連携による優れたサービスや製品開発の推進に関すること
• (3) 我が国の成長戦略の重点分野である最先端の医療関連産業の創出に関すること

【主な取組】

• ロボットスーツ「ＨＡＬ」をはじめとした、革新的ロボットの性能向上を図るため、医療・介護・作業現場などへの積極的な導入を図っていきます。
  • ロボットスーツ「ＨＡＬ」を医療機関や福祉事業所に貸与しモニタリング
• 介護・医療機器の開発に向けた市内企業との連携を推進していきます。
  • ウェルフェアイノベーションフォーラムを通じた取組
  • 川崎市産業振興財団が実施するマッチングの取組への参画
    → 7 月 10 日に行われる「オープンイノベーションマッチング」に参加
• サイバーダイン株式会社の有する世界最先端のサイバニクス技術を核に、国家戦略特区の規制緩和などを活用し、最先端医療関連産業の創出を目指します。
  • 国家戦略特区制度を活用し、介護・医療機器の開発を加速する取組を検討