●第 55 回 Tonomachi Cafe ヒト細胞を創薬に生かすために~標準化の重要性~
開催概要
日 時:2024 年 4 月 17 日(水) 16:15-18:00(受付 16:00~)
会 場:LINK-J コミュニケーションラウンジ 川崎キングスカイフロント
〒210-0821 川崎市川崎区殿町 3-25-10
Research Gate Building TONOMACHI(RGBⅡ) 1 階
形 式:オンサイト開催(配信はありません)
参 加 費:無料
定 員:30 名(先着順)
参加申込:参加・聴講を希望される方は事前の申し込みが必要です。
申込はこちら⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S79236849/
申込締切:2024 年 4 月 16 日(火) 17 時
※定員に達し次第受付を終了する場合があります。
参加方法:受付に名刺 2 枚をご持参ください。 受付開始 16:00~
●プログラム
16:15 開会 開会挨拶・注意事項 事務局
16:15-16:45 講演「ヒト細胞による新規試験法の開発と国際標準化」
国立医薬品食品衛生研究所 薬理部 部⾧ 諫田 泰成 先生
【概要】ヒト細胞の培養や細胞加工に関する技術革新により、2 次元培養、スフェロイドやオ
ルガノイドなどの3 次元培養技術の開発が飛躍的に進んでいる。すでに創薬において
心臓、神経、肝臓などの様々なヒト細胞が利用されており、動物実験代替法として今
後ますます重要になると考えられる。国立衛研では、目的に適った細胞の品質や使用
法を議論しながら、国際連携のもと評価法の開発と標準化に取り組んでいる。今回
は、ヒト細胞を用いた評価法の開発と標準化に向けたアプローチをご紹介し、今後の
展望について議論したい。
16:45-17:00 トピックス「ヒト細胞評価技術としての大規模トランスクリプトーム解析」
株式会社ナレッジパレット 團野 宏樹 氏
【概要】近年、様々な細胞系が開発され、創薬スクリーニングや薬効・毒性評価に用いられ
ようとしている。化合物等の処理が細胞に与える影響を、その作用機序や濃度、時間
軸と紐づけて論じるためには、多検体についての包括的な項目測定(全遺伝子など)
が有効である。当社では数百~数千条件のすべてについてトランスクリプトーム解析
が可能なハイスループット技術を開発し、データを蓄積している。当発表では、本技
術とそのアプリケーションを紹介したい。
17:00-17:15 トピックス 「エリクサジェン・サイエンティフィックが提供するサービスのご紹介」
エリクサジェン・サイエンティフィック・ジャパン株式会社 iPS 細胞事業部 饗庭 一博 氏
【概要】エリクサジェン・サイエンティフィックは、iPSC 分化誘導技術とSystem biology を
組み合わせたMoA-oriented iPSC-derived Cell Development Platform を提供していま
す。弊社では、新規細胞種の開発や患者様由来細胞を用いた疾患モデルの構築に加え
て、ハイスループットスクリーニング用に再現性のある高品質細胞を提供すること
で、創薬に貢献しています。
17:15-17:30 トピックス 「ヒト由来生体試料(細胞・組織)の活用方法」
株式会社リプロセル 営業・マーケティング部 本田 誠 氏
【概要】近年は、新規薬剤や化粧品の研究開発において、ヒト由来の生体試料を用いられるこ
とが増えてきました。当社では、基盤技術であるヒトiPS 細胞関連の製品・サービスだ
けでなく、初代ヒト肝細胞、バイオバンク、ヒト組織アッセイと、幅広い製品・サービ
スを提供しています。今回、ヒト由来生体試料を利用したこれらの製品・サービスの特
徴を紹介いたします。
17:30-18:00 フリーディスカッション・意見交換会
18:00 閉会(中締め)
18:00 カフェタイム・交流会
●注意事項
・参加者は感染防止対策にご協力ください。
・不測事態(事故や天災地変など)の事由で主催者の判断により開催の中止や運営方法の変更をする場合が
あります。
・当日の様子は、報告等の資料作成のため、主催者側にて記録を保存させていただきます。
・参加者による撮影、録音、録画は固くお断りします。
・ライブ、アーカイブとも配信はありません。