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「モノづくり企業のための細胞培養研修」/神奈川県

目からウロコ!素材から食品産業まで・・ 新規参入でライフサイエンスの可能性が広がる


<詳細HP> http://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/advanced/kenshu2021.html


ライフサイエンスの世界では、技術の発展や研究開発分野の多様化にともない、新たな培養機材や 機械等の開発、
異分野の技術の活用が求められています。そこで、ライフサイエンス業界への新規参入に関心のあるものづくり企業さまに細胞培養の基礎について学んでいただき、自社技術を細胞培養の開発ニーズにどう活かせるかをご検討いただける機会として、細胞培養研修を開催します。
ものづくり企業等が「自社の技術をどのように活用できるか?」「そもそも細胞培養ってどんなもの?」に ついて考えていただけるよう、細胞・細胞培養の基本的な内容や、それを応用した研究の事例について ご紹介します。
気軽にご参加いただけるようオンライン形式での開催となります。ぜひご視聴下さい。


<開催概要>
開催日 12 月7日(火)14 時~17 時
対 象 ライフサイエンス業界への新規参入を考えているものづくり企業、細胞培養の基礎について学びたい方 など
参加費 無料
形 式 Microsoft Teams によるオンライン配信(要事前登録)
主 催 神奈川県
共 催 株式会社グライナー・ジャパン、株式会社バイオテック・ラボ、
パーソルテンプスタッフ株式会社、株式会社日本バイオセラピー研究所
後 援 地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
<申込み方法>
① 貴社名、②ご担当者様名、③所属部署、④電話番号、⑤メールアドレスをご記入のうえ、メールにてお申込み下さい。
後日、招待メールを送信いたします。
Email research-kws@bioteclab.co.jp
申込締切 2021 年11 月30 日(火) 定員 250 名
*今回ご参加が難しい企業さまなどで、個別のご相談を希望される場合は、下記<問合せ先>まで気軽にお問い合せ下さい。
*本研修ご登録者には、神奈川県主催事業のご案内メールをご送付させていただくことがございます。ご承知おきください。
<問合せ先>
株式会社 バイオテック・ラボ 研究支援センター
TEL:044-280-0070 E-mail:research-kws@bioteclab.co.jp
*本事業は、神奈川県と協定を締結し、川崎市殿町地区のライフイノベーションセンター(LIC)の設備共同利用事業を実施す
る株式会社バイオテック・ラボが担当いたします。


<プログラム>
14:00-14:03 開会のあいさつ、注意事項
【第1部 細胞培養基礎研修】
14:03-14:50 細胞培養の基礎から応用事例の紹介
広がる細胞培養の展開 バイオ医薬品~ミートテック」
株式会社グライナー・ジャパン マーケティング部次⾧ (医学)博士 廣山眞巳
基礎的な細胞培養に関する情報を含めながら、様々な分野で活用される細胞培養技術の応用事例をご紹介します。
14:50-15:00 新規参入企業のためのサポートプログラム紹介
株式会社バイオテック・ラボ 研究支援センター センター⾧ 下江博
ウエットラボを用いた細胞培養に関する基礎講習(初級・中級)など各種サポートプログラムをご案内します。
15:00-15:10 休憩
【第2部 異分野参入の事例紹介】
15:10-15:15 「志」で未来を拓く ~再生・細胞医療の異分野展開~
神奈川県政策局 いのち未来戦略本部 室室⾧代理(オープンイノベーション担当)牧野義之
神奈川県は、殿町・溝の口KSP・湘南アイパークなど県内のライフサイエンス拠点の連携構築をはじめとする、産学公連携のイノベーション・エコシステムを強力に推進してきました。今回は、特に工学分野との連携・ 協働を中心に、ユニークな仲間達と一緒に、県の細胞・再生医療の異分野展開の最新情報をご紹介します。
15:15-15:40 事例1 培養基板の加工と毛髪の再生医療
横浜国立大学大学院工学研究院 機能の創生部門 教授/神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) プロジェクトリーダー
福田淳二
2020 年12 月の第1回目の研修で実施した毛髪の再生医療に関する最新の取組状況に加え、このテーマが実用に向けて加速化した研究の着眼点や今後の毛髪再生の社会実装に必要なことをお聞きします。
15:40-16:05 事例2 再生細胞医療支援に向けたリアルハプティクス
横浜国立大学大学院工学研究院 知的構造の創生部門 准教授/神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) グループリーダー下野誠通
「リアルハプティクス(触る感覚をリアルに再現し遠隔に増減伝達も可能)」の技術の魅力と、それを活用 して毛髪再生の実用化展開を促進する可能性のある植毛ロボットの今後の可能性」に関してお聞きします。
16:05-16:30 事例3 超分子ペプチドを用いた亜急性期脳梗塞の再生医療
東京医科歯科大学統合研究機構 先端医歯工学創成部門 脳統合機能研究センター准教授/神奈川県立産業技術総合研究所
(KISTEC) プロジェクトリーダー 味岡逸樹
Science(理学)、Engineering(工学)、Medicine(医学)、Enterprise(事業)と、多彩な研究バックグラウンドを活かした異分野融合による、脳損傷再生治療の画期的な治療方法開発と社会実装の挑戦についてお聞きします。
16:30-16:55 事例4 食品機器製造業から再生細胞医療産業へ
~大阪の町工場から世界最先端医療への挑戦~
大阪サニタリー株式会社 取締役技術本部⾧ 柿崎良哉
創業以来50 年、食品業界で培ってきた「ナマモノ製造を産業化するサニタリー製造技術」を応用し、企業内での果敢なベンチャースピリットで新たに再生医療製品等の製造事業を立ち上げてきた柿崎氏から、異分野への参入ポイントやその取組み、そして新規事業のために必要な「志」についてお聞きします。
16:55-17:00 閉会のあいさつ 株式会社バイオテック・ラボ